EclipseでSvnステータス表示をパターン別に確認

目次

以下のパターンで、SVN状態表示を確認する。

No.ローカルリポジトリ備考
1変更あり変更あり競合パターン。自動マージできない。
2変更無し変更あり他要員が変更&コミットした場合
3-新規追加他要員が新規追加&コミットした場合
4変更無し削除他要員が削除&コミットした場合
5変更あり変更無し自分が変更した場合
6新規追加-自分が新規追加した場合
7削除変更無し自分が削除した場合

これらのパターンを確認するための手順を示す。

  1. 2つのワークスペースを用意して、仮にA, Bとする。それぞれのリモートリポジトリは同じとする。
  2. Aで5個のファイルを作成しコミットしてリポジトリに反映する。
  3. A, Bを同じ状態にするため、Bにて更新する。
    A, Bの各ファイルをA1, A2, A4, A5, A7, B1, B2, B4, B5, B7とする(数字は確認パターンに対応)。
  4. B1の内容を変更してコミットする。
  5. B2の内容を変更してコミットする。
  6. B3を追加してコミットする。
  7. B4を削除してコミットする。
  8. A1の内容を変更する。
  9. A5の内容を変更する。
  10. A6を追加する。
  11. A7を削除する。

上記手順では、ワークスペースAをローカル確認用としている。Bはリポジトリ更新用。

上記手順実施後に、ワークスペースAにて、プロジェクトの右クリックメニュー→「チーム」→「リポジトリと同期化」をクリックすると、同期化パースペクティブが表示される。

同期化パースペクティブに表示されるファイルのアイコンが、パターン別に異なっていることがわかる。図のTest1〜Test7はパターンNo.1〜7に対応。赤が競合、青がリポジトリに変更が入っているもの、グレーがローカルに変更が入っているもの、「+」が追加されたもの、「–」が削除されたものを示している。

同期化パースペクティブの各ファイルをダブルクリックして表示すると、ローカルとリポジトリの差異を確認できる。

No.1(競合)

No.2(ローカル:変更無し、リポジトリ:変更あり)

No.3(ローカル:- 、リポジトリ:新規追加)

No.4(ローカル:変更無し、リポジトリ:削除)

No.5(ローカル:変更あり、リポジトリ:変更無し)

No.6(ローカル:新規追加、リポジトリ:- )

No.7(ローカル:削除、リポジトリ:変更無し )

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